今月20日から2年ぶりとなる高崎音楽祭が開幕し、高崎芸術劇場では光と音を駆使したアート作品が公開されています。
アート作品は音楽祭期間中の特別企画として、高崎芸術劇場のスタジオシアターで公開されています。東京を拠点に活動するアーティストグループ「タスコ」と「ライゾマティクス」が共同して制作したものです。
ステージ上に設置されたロボットアームがワイヤーを手繰り寄せ、ピアノがレールの上を走ります。ピアノの軌道上には楽譜データが敷きつめられ、移動しながら音符を読み取り演奏しながら進みます。楽曲はアートチーム「インビジ・ディーアール」が今回の展示のため制作したものです。
スクリーンにはピアノに取り付けられたカメラで撮影しているものが映し出され、音と光、映像が織りなす3分間の特別なステージが繰り広げられます。
この催しは今月30日まで無料で観賞することができます。